耐屈曲試験方法(倉茂電工株式会社)

左右屈曲試験

電気用品別表-1(7)へ(イ)b 項に準じた試験で次の試験方法とする。

完成品から約2m の試料をとり、ケーブル外径の約10 倍の円筒径の円弧に沿って90 度屈曲させた後、直線状に戻し、次に反対方向に90 度屈曲させた後に直線状に戻す操作を毎分約20 回の速度で行う。

左右屈曲試験

U 字上下試験

完成品から約3m の試料をとり、図の試験装置にU 字型に試料を取付け、ケーブルの一端を固定し、他端を毎分約20 回の速度で1m 上下に移動させる。

U字上下試験

移動屈曲試験

JIS C 3305(ビニルコード)および電気用品別表一附表第二十六に準じた試験で次の試験方法とする。

完成品から約5m の試料をとり、滑車を取付けた移動台車を次の図の試験装置に各滑車の部分が水平になるように取付け、その両端に1.5㎏のおもりをつるし、移動台車を毎秒約0.33m の速さで1m の距離を移動させる。

移動屈曲試験

ケーブルベア試験

完成品から約4m の試料をとり、ケーブル外径の約7.5 倍の半径のケーブルベアにケーブルを取り付け、毎分約80m の速度で2m の距離を移動させる。

なお移動中、ケーブルがお互いに干渉しないように、ケーブルの間隔を充分にとるものとする。

ケーブルベア試験

捻回試験

完成品より約1m の試料をとり、一端を固定し、他端を毎分約60 回の回数で、左右にケーブルを180 度捻じる。

ケーブルを捻じる距離は750㎜とする。

捻回試験

耐震試験

完成品から適当な長さの試料をとり、これをU 字形に曲げ、その両端を次の図の耐震試験装置の上部クランプで固定し、下部クランプを屈曲案内支持具を支点として45 度振動させて試料を屈曲させる。

この操作を毎分約200 回の速さで屈曲させる。

耐震試験
耐屈曲試験方法

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