仕様
カテゴリ 6A/クラス EA ケーブルは、PE ライザー (CMR) を施した 23 AWG ツイストペア導体で構成されます。ツイストペア導体は二本のケーブルを撚った状態で、十字介在で分割しています。4 つのペア線は、さまざまな長さに分割された金属製AXテープおよび難燃性の外被覆でシールドされています。
AXテープはケーブル径を小さくし、UTP 電磁干渉耐性を維持しながらエイリアンクロストークの影響を抑制します。この革新的なケーブル設計により、ケーブルを緊密に結束して狭い経路やスペースを通すことができるので、柔軟な配線施工が可能です。
技術情報
主な機能と利点
用途
AXテープテクノロジーを使用したTX6A™ 10Gigカテゴリ6A UTPケーブルは、TX6A™ 10Gig ツイストペア配線システムのコンポーネントです。
相互運用性が高く、下位互換性のあるこのエンドツーエンドシステムによって柔軟な設計が可能になり、ネットワークへの投資を将来にわたり長く保護することができます。
主な用途は次の通りです。
- 10GBASE-T Ethernet
- データセンターの I/O 統合
- データセンターのサーバー仮想化
- ネットワークインターコネクトの統合
- バックボーンの集約
- 並列処理および高速コンピューティング
詳細な仕様
最大破壊強度 | >400 N (90 lbf) |
最小曲げ半径 | ケーブル径 x 4 |
DC 抵抗 | <9.38 Ohm、100 m (328 ft.) あたり |
DC 抵抗不平衡 | <5% |
相互容量 | <5.6 nF、100 m (328 ft.) あたり、1 kHz |
容量不均衡 | <330 pF、100m (328 ft.) あたり、1 kHz |
特性インピーダンス | 100 Ohm +/-15%、最大 100 MHz |
公称伝搬速度 (NVP) | 65% |
最大使用電圧 | 80V |
ケーブル構造
Category 6A対応UTPケーブル「PUR6AV04BU-G」の難燃性について
パンドウイットが製造するCategory 6A対応UTP ケーブル「PUR6AV04BU-G」は、UL (Underwriters Laboratories、以下UL)の定める燃焼性試験規格において、 CMR(ライザー)グレードを取得している、 難燃性に極めて優れたケーブルです。
ケーブルの難燃規格について
ケーブルの難燃性は、国内外の規格により様々な試験方法や定義があり、主な難燃規格は以下の通りです。
CMR (ライザー)グレードとは?
試験規格UL1666は、ビル内の垂直シャフト(EPS)内に敷設されるケーブルを対象とした試験 方法です。
試験装置1階部分から3階天井部分に渡って設置した試験試料にプロパンガスバーナで点火し、炎の伝播高さおよび3階床部分の温度を測定します。 火源の熱置は垂直トレイ燃焼試験の約7倍になります。
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